経済的な理由で公営住宅で暮らすようになった。
今回は古い公営住宅をヴィンテージマンションと捉えてプチリフォームする。
目次
コンセプト
コンセプトは男前インテリア。
ただ男前インテリアは、やりすぎると重い印象になってしまう。
そこでナチュラルさとポップさも加えることにする。
また古い公営住宅は和室が多く、いかに洋室ぽく変えるかをポイントとする。
賃貸なので退室時に元通りにするのが最低条件。
また予算は最低限とし100均で有効活用する。
筆者は不器用なので完璧をもとめない。
自己満足でOK!
畳の床にフロアカーペットを敷く
畳の上にダークフローリング柄のクッションフロアを敷く。
クッションフロアはホームセンターなどでメートル単位で購入できる。
カッターやハサミで切ることができて加工しやすいのが特徴。
今回使用したのはダークフローリング調のクッションフロア。
本来なら畳を剥がして板の間に接着するのが正解。
しかし退出時に元に戻さなければいけないという制約があるので今回は畳の上に直接敷いてしまう。
敷く前に天然素材の防虫スプレーをたっぷりとかけた。
Before
すでに左側には1枚敷いてあるのが見える。右のほうはまだ畳のまま。
After 畳の上からクッションフロアを敷いた状態。
襖にリメイクシートを貼る
before
賃貸なのでそのまま貼る訳にはいかない。
そこでまず先にマスキングテープを使ってふすまに模造紙を貼る。
模造紙を貼った上から今度はリメイクシートやカッティングシートを貼る。
この方法ならほぼきれいなまま元に戻すことが可能。
今回使用したのはセリアやダイソーやキャンドゥといった100円ショップのリメイクシート。
気泡が入らないように布で押し出すように貼っていく。
レンガ柄の場合、継ぎ目を合わせるのがコツ。
after
リメイクシート貼りのアレンジ
襖にリメイクシートを貼る際のアレンジ例。
古いポスターと合わせている。
画像を見る限りではレンガ柄のリメイクシートの上からポスターを貼っているように見えるが
実際にはポスター部分にリメイクシートは貼られていない。
ポスターを剥がすと裏の模造紙が丸見え。
ポスターは INDIAN MOTORCYCLE の物。昔トロントのレストランで貰った。
テープはタミヤのマスキングテープを使用。
普通にリメイクシートを貼るだけでなく、こういった雰囲気のあるポスターを貼るのも良し。
こちらはニューヨークのバス路線図。
こういう場合ニューヨーク地下鉄の路線図を使うのが普通だが、手元にあったのがこれだけだったので。
ちなみに1990年代の本物の路線図で実際に筆者が利用していたもの。
鴨居と柱にテープやリメイクシートを貼る
和室と洋室の違いは、長押とか かもい と呼ばれている骨組みの部分を見せるか見せないか。
和室は骨組みを見せて、洋室は見せない。
そこで長押や かもい の部分をリメイクシートやテープで隠した。
一部の柱や鴨居はあえて残して上から渋めの木目のシールを貼った。
下の画像はシールを貼る作業途中の状態。
上の部分がもとの色。
下の部分が渋い木目のシール。
下のステッカーを使った。こちらも100均。
柄はとても良いのだが実は粘着力が弱い。
なじませるにはかなりの時間が掛かる。
下の画像は何も加工していない部屋の状態。
ご覧のように骨組みがしっかりペンキで色分けされている。
作業は雑だがこちらが鴨居に白いテープを貼った状態。
渋い木目のステッカーを貼ったあとにコカコーラの栓抜きを取り付ける。
栓抜きを付けたあとの柱はこんな感じ。
以前はコンクリートの壁にがっつり付けて本当に栓抜きとして使用していた。
これで和室の雰囲気はすっかりなくなった。
次はブラインドや物置に手をつけて家具類を設置していく。