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ain’t
だいたいare not のことと覚えておけばいいが文法的には他のつかいかたもあるらしい。
まさにちょいワルな表現。
代表的なのがエルビスプレスリーのハウンドドック。
冒頭の You ain’t nothin’ but a hound dog チャーララララーのところ。
通常ハウンドドックは猟犬という意味だが女たらしやヒモという意味もあるらしい。
ものすごく意訳すると「テメエはヒモ野郎でしかねえ」「鳴いて(泣いて 吠えて)ばかりだな」になるのかな?
Shit!
「シット」
そのまま直訳で「クソ!」
今回このページを作成するにあたり解釈が間違っていないかスペルが違っていないか確認しようとスラング紹介の他サイト様を複数拝見させていただいたが、どれもこの言葉は下品なので使ってはいけないという紹介のされかたをしていてちょっと違和感をおぼえた。
筆者は日本語でも英語でもけっこうこの言葉を耳にする。上品ではないが日米ともに割と日常で使用されているイメージ。
Clap back
「クラッバッ」
気の利いた方法で反撃すること。
ユーモアをきかせたり皮肉を言ったり。
I told you.
「アイトージュー」
言ったじゃんとか だから言ったろみたいな表現の時に使う。
Now you know.
「ナウユーノー」
いま知ったかみたいにやや煽るように言うことがある。
I’m pregnant.
「アイムプレグナン」
そのままの意味で「妊娠しています」
女性のみ使える裏ワザ。
アメリカのデパートやレストランでは客でなくても妊婦にはトイレを貸してあげるという習慣がある。
だから妊娠していなくても通りがかりの店で I’m pregnant. と言ってしまえばたとえ敷居の高そうなお店でも簡単にトイレを借してもらえる。
外交官や商社マンの奥さんなんかが内緒で使っている。
Que pasa amigo?
nada.
「ケパサアミーゴ」
「ナダ」
スペイン語。
英語だとだいたい
How (are) you doing?
Nothing.
みたいな意味になって要するに挨拶。
アメリカはメキシコからの不法移民によって労働力がまかなわれているという一面がある。
東京のニューヨークスタイルのビザ屋さんは綺麗なお姉さんやイケメンのお兄さんがピザを温めてくれるが本場ニューヨークではだいたいアミーゴ。
だから労働者階級なんかと仲良くなるとスペイン語での会話になりがち。
Duh.
「ダー」
もちろんの意味。
言葉は生き物なのでいつ死後になるかわからないが2022年現在では「モチ!」が一番ニュアンス的に近い。
Everything OK?
「エブリシンオーケー」
別にワルじゃない。レストランで食事の途中にウェイターやウェイトレスがやってきて聞かれる。
観光で慣れていないと慌ててしまうがアメリカのレストランの習慣みたいなもので途中でやってきて問題はないですかみたいな質問をしてくる。
適当にオーケーとかグッとか言っておけばいい。
もちろん追加で注文したりなにかお願いしたいときにはそのタイミングで言うのもオーケー。
あとEneything else? と最初に注文したときと同じ「他にご注文はありますか」と聞いてくることも。
I’m full. と言って手刀で自分の喉を切るみたいな、食べ物が喉の高さまできてますよと手の高さで示す意味合いのジェスチャーをいっしょにしてあげると相手も理解してくれる。英語に慣れないなら右手で喉の高さまできているというジェスチャーだけでも通じるはず。
Can I use wash room?
Where is wash room?
「キャナイユーズウォッシュルーム」
「オエアリズウォッシュルーム」
別にワルじゃなくて普通につかわれています。
むしろ上品な表現。
レストランなんかでトイレを借りようと思って場所がわからないときに言う。
ウォッシュルームとはトイレのこと。
もっと上品なのは何も言わずに店員にむかって手を揉むように洗うジェスチャーをすること。
そうすると必ずover there.と言って指し示してくれる。
God bless you. or Bless you.
「ガッブレシュー」「ブレシュー」
こちらもワルじゃなくてむしろ丁寧な表現。
アメリカではくしゃみをすると運が落ちるという迷信があってくしゃみをした人に神のご加護をみたいなセリフで声をかける。
まったくの他人でも声をかける。
筆者も信号待ちとかでくしゃみをした人によく声を掛けた。
言われた側は Thank you. と返す。
Son of a bitch.
「サノバビッチ」
相手を罵るときにつかう言葉。一説には次の(下の)項目の表現よりも汚いとも。
通常は男性に向けて言う。なぜなら直訳すると雌犬の息子だから。
女性にはビッチのみで使うケースが多い。
ビッチとはもともと雌犬という意味で転じて娼婦を指す。
暴力シーンがあるような映画ではよくセリフに使われているのでわりとポピュラーなイメージがあるが現実には筆者も聞いたことがない。
(画像貼ってまーす)
一般的に罵るときにつかう言葉。
映画などでよく聞くのでカジュアルな印象になっているが現実ではまず使わないといっていい。
筆者もこの言葉を投げられた記憶は2回しかない。
1度はナイフを持った奴と殴り合いのケンカになったとき。
あのとき周囲の日本人は筆者を助けようとせず相手の中国人のほうを応援していたな。
もう1度は深夜のハーレムでやはりナイフを持った黒人男性にMonyと言われて無言で断ったとき。
まあ若かったとはいえ筆者も無謀ですね。いまは怖くてできません。
いずれにしても現実にはめったに使わない言葉なので用法には気をつけましょう。