※ この記事は2019年夏に別のブログにあげていたものを再掲載しています。
目次
出発 服装
新宿から電車で1時間の場所に標高599mの高尾山がある。
気軽に山登りできるスポットとして都民に人気の場所だ。
年間利用者数は260万人といわれ世界一の登山者数を誇る。
この日の都心は最高気温38℃という異常な暑さ。筆者は涼しい所を求めて独り低山登山を決行した。
【服装】
アルバイト時に履いている作業靴、同じくアルバイト時にはめている100円ショップのグローブ、AVEREXの定番黒のカーゴパンツ、H&MのTシャツ、虫よけリストバンド、使い古したリュック。一応ウィンドブレーカーも用意したがその必要はなく結局Tシャツのままで終了した。
京王線高尾山口駅
京王線高尾山口の駅。新しい建物で銭湯が併設してある。
写真右手には案内カウンターがある。天候、通行止め等あらかじめ情報収集しておいたほうが賢明。
この日はいくつかのコースが倒木により通行止めになっていた。
駅付近に流れる川が涼しげ。
ケーブルカー清滝駅
麓にあるケーブルカー清滝駅。
このケーブルカーで高尾山駅まで昇り、そこから頂上目指して1号路を歩くのが最も楽なコースと言われている。
筆者は漢なので迷うことなく駅の左脇を抜け6号路へ。
なお登山道には6号路よりさらに難易度の高いコースもあるが、さすがに初心者なので今回は避けた。
何か居た。ひょうたんを支えるカエルの石像。
途中で滝に寄り道。
ちょうど滝行体験する人たちが準備をしているところだった。
6号路
ここから本格的に6号路スタート。基本的にはゴツゴツした岩の道であり、足元は安定しない。
道は川に寄り添うように作られている。川は広くなったり滝になったりして水音が心地良い。
途中川岸というより川の中を歩く場所がある。
公式HPにあるように飛び石になっていてそこを歩けば良いのだが、それでも履く靴によっては靴下まで濡れることを覚悟すべき。
6号路で最もキツイのは実は山頂付近の階段状になった道。
特に体力に自信のある初心者は気をつけたほうが良い。ここまでは余裕で登れてしまうので調子に乗って階段でやられてしまう。少なくとも筆者はやられた。経験者やゆっくりペースをキープしている人のほうが結果先に登頂できる。なかなか人生を考えさせられるコースである。
その最もつらい階段では途中で休憩用の椅子とテーブルがある。焦る気持ちを抑えてここで一旦休むのも良し。
高尾山頂
山頂。公式HPでは目安としてここまで90分とある。
山頂から見た富士山。
山頂のビジターセンターにあったムササビのぬいぐるみ。
「持ってみよう」
体長 70cm 重さ 1100g
なんか可愛い。
高尾山にはムササビが多く生息しているらしく下山時にはこのような標識も見られた。
5号路
時間に余裕があったので山頂付近をぐるりと一周する5号路にも挑戦。
歴史のある杉林。
江川杉と呼ばれる江戸末期に植えられた人工林だそう。
下山
下山はゆっくり観光気分で倒木を迂回しつつ1号路中心で。
ケーブルカー駅付近のカフェで天狗焼きとコーヒー。
下山途中に見下ろす森が美しい。
金毘羅台
最後までまっすぐ順路を降りることなく途中金毘羅台地コースへ遠回り。
冒険の匂いのするほうに寄り道するのが男の子。
展望台から見渡す関東平野。
1号路は舗装された斜面をひたすら歩くことになるので、もしかすると人によってはこっちのほうが体力的にきついと感じるかもしれない。
無事下山。
結論。山頂のビジターセンター内がエアコンキンキンで一番涼しかった。