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※本ブログは敬称を省略しています。
SFぽい風景を探して乃木坂を散策する。
乃木坂 国立新美術館
東京メトロ千代田線 乃木坂駅直結の場所に国立新美術館がある。
もとは東京大学生産技術研究所跡地であり設計は黒川紀章。
国立新美術館のロゴとTHE NATIONAL ART CENTER TOKYOの文字
六本木方面からの入口付近外観
青山墓地方面からの入口経路。
同じく青山墓地方面からの入口経路。
東京ミッドタウンからの地下通路。
国立新美術館は有料の展示会場を除き自由に出入りすることができる。
ただし一般開放している日とそうではない日があるので事前にチェックしておくのが望ましい。
エントランスホール。
圧倒的な解放感。非現実感。
エントランスホールは広い吹き抜けの空間になっており円錐を逆さまにしたような巨大な柱が三本立っている。
まるで未来都市に佇んでいるよう。
柱の頂上はレストランなどに活用されている。
いわば天空レストランだ。
エントランスホールの南側壁面は全面波打つガラス張りになっている。
どういうふうに造っているのだろう。いずれにしても相当な手間だろうと推測される。
ガラス張りの壁の外はテラスになっていてお茶を飲んでくつろぐことも可能。
地下にはスーベニアがあり一風変わった土産物が見つかる。
また一階と地下にはカフェとデリがあり美術に興味が無くても食事をしたりお茶を飲んだり価値ある時間を過ごすことができる。
筆者が有料の展示会場に初めて入ったのはモジリアーニ展だった。
きっかけはちょっと変わったもの。
日本ロック史で伝説のバンドARB。
ブルーハーツやBOOWY、福山雅治など多くのミュージシャン、業界人に影響を与えたロックバンドだ。
このARBの隠れた名曲に respect the night というものがある。
そこに次のような歌詞が出てくる。
♪ 少女は世界で一番長い溜息吐きながら首を傾けて嘆く。モジリアーニのモデルのように。ひび割れた壁にもたれて。
この曲の影響でモジリアーニの絵を見てみたいと思った。
その後、ルネ・マグリット展や東山魁夷展などにも行き、
もともとは建築美術に見惚れて通っていたのが気付けばきちんとした目的でお世話になるようになっていた。
住所 東京都港区六本木7丁目22−2 国立新美術館
東京メトロ千代田線 乃木坂駅直結