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SFぽい風景を探して渋谷を散策。
目次
渋谷パルコ建て直し工事現場
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渋谷パルコが新しく建てられる前の工事現場。フェンスに描かれた金田のバイク。
漫画『アキラ』に登場するものでピーキー過ぎてというやつ。
落書きの類ではなく大友克洋公認のアート。
『アキラ』は漫画、アニメともに後のハリウッド映画に多大な影響を与えた。
また『アキラ』のコミックは一般的な文庫本サイズよりも大きく側面には蛍光塗料が塗られていた。
漫画本自体がアートだったのだ。
2014年に大友はフランスで「芸術文化勲章オフィシェ」を授与されている。
現在は新しくパルコがオープンしたのでこのフェンスは撤去されている。
こちらは別のフェンス。
実は渋谷はもとから若者の街というわけではなかった。
NHKまでずっと登り坂で商売には不向きな土地だった。
そこで西武デパートは当時としては珍しいファッションや文化そのものを売りにした若者向けデパートを坂の上に展開。
それがパルコだ。プロレスラーのスタンハンセンを起用したシュールなCMが話題を呼んだ。
その後、経営が低迷していた丸井デパートが同じく若者向けへとかじをきる。
これにより当時の若者の間でいわゆる『オイオイカード』が流行した。
さらに東急百貨店が追い打ちをかけるように若者向けのデパートに着手。渋谷109となった。
渋谷駅ヒカリエ前地下駅改札口
地下鉄の改札を入った所。
渋谷の地下は現在再開発が進み新宿なみに迷路化してきている。現時点で最も南に位置する地下鉄改札口と表現すれば理解されるだろうか?
横から見た画像。このドームの内側に地下に降りるエスカレーターが隠されている
駅構内から別角度で。
設計は安藤忠雄他。
全体的に楕円を多用しており、画像にあるのは卵型の地宙船というものの先端にあたる。
渋谷駅再開発時期の工事現場のフェンス。
ハチ公の銅像のある渋谷駅前広場から 280m であることを示している。
こちらも現在は新しいビルが建ってフェンス自体が無い。
渋谷区文化総合センター大和田
246号線を超えてセルリアンタワーの裏、渋谷区文化総合センター大和田へと足を伸ばす。
こちらの建物には図書館やプラネタリウムがある。
住所 東京都渋谷区桜ヶ丘町23-21
下の画像は図書館前に展示されたプラネタリウムの投影機。昔渋谷駅前にあったプラネタリウムのもの。
同じ建物内にあるプラネタリウムとは別である。
番外編。
以前、駅前の東急デパートで催された海洋堂の展示会で出品された実物大?の彫像。
小説『宇宙の戦士』のパワードスーツ。
デザインはスタジオぬゑ。日本語訳のみの表紙と挿絵であり日本オリジナルである。
同じく2018年9月にたまたま入った無印良品で行われていた石ノ森章太郎 ART TOY FES の模様。
「遅いぞ。ジロー」
「待たせたな本郷」
仮面ライダーとキカイダーの漫画版はともに石ノ森らしい正義とは何か、悪とは何かを問うラストになっていて考えさせられる。